体脂肪率が増加するダイエット
2017年01月05日 13:23
運動による消費カロリーを併用したダイエットを行うと体脂肪率は低下しますが、ダイエットのために朝食を抜いて1日摂取カロリーの全体量を減らして体重を落とそうとするなど、摂取カロリーのみに焦点を当てたダイエットでは、逆に体脂肪率が増加することがあります。
摂取する食事の1日全体量を減らすと、体が飢餓状態になるため、体脂肪を蓄えようとする力が働くからです。
体重を決定するのは、脂肪組織、筋肉や血、骨、宿便の重さ(便秘)などがありますが、体脂肪率は体重全体に占める脂肪組織の重さの割合です。
緩やかなダイエットは脂肪組織が減少していきますが、急激なダイエットを行うと、脂肪組織以外の重量が減少してしまいます。
特に、筋肉や骨の重さが減少することは身体にも好まししいものではありません。筋肉の重さが減少することは、基礎代謝が低下したことを意味します、骨の重さが減少すれば、骨粗しょう症や骨折の危険を伴うからです。
朝食や昼食でしっかり食べて満足感を得てストレスを解消し、早めで、控えめの夕食で胃を休めて、次の日の朝の体調に備えることが大切なのです。