臭う汗と良い汗

2015年12月18日 09:44

日本人は汗をかく民族と言われおりますが、最近では、空調施設が充実し、安定した室温で過ごす時間が増えたことから、汗をかく機会が減りつつあるようです。


汗の量は「能動汗腺」という汗腺の数によって決まっていますが、汗をかかない生活をしていると、数が減り、汗をかきにくい体質になってしまいます。


汗の量が減ると、体温調節機能が悪くなるばかりでなく、ホルモンバランスも崩れ、免疫力も低下してしまいます。


また、健康な汗腺の場合は、ミネラルを吸収し血液中に戻す役目がありますが、能動汗腺の機能低下が起こっている場合は、たまに汗をかくと水分とともにミネラル分も放出してしまいます。


これにより、ミネラル分を含んだベタベタとした汗をかくようになり、この汗が臭いの元となる悪いにおい汗となります。


また、こうした状況を放っておくと、身体の生理機能が狂い、身体が重く感じたり、疲れが残るなどの体調不良を引き起こす原因となります。


これに対し、日頃から、しっかり汗をかいている人は、汗腺が水分のみを吸収し、さらさらとした汗を流す事ができます。このさらさらとした汗は、ニオイやべたつきも少なく、不快感があまりありません。


この汗には以下のような効果があります。


■疲労物質を流す


■自立神経バランスが良くなる


■汗をかいてカロリーが消費される


■肌の保護



もし、臭い汗をかくようであれば、岩盤浴やサウナなどでしっかり汗をかく習慣を得るのも良いのではないでしょうか。

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